教授紹介

加藤 浩 (47歳)

担当科目: 知的財産権法Ⅳ(国際知的財産権法)

ゼミナールでの授業の目的: 

知的財産権法の基礎知識とともに、専門能力の修得を行う。

(企業や法律事務所で役立つ能力の向上を目指す。)

ゼミナールの概要

知的財産権法は、特許法、実用新案法、意匠法、商標法、著作権法、種苗法、不正競争防止法等、さまざまな

法律からなる法領域であり、現代社会において重要性が高まっている。

ゼミナールでは、発表・討議を中心としつつも、必要に応じて授業も併用し、知的財産権法の体系的理解ができ

ができるようにする。3年では、知財管理技能検定3級レベル(受験は任意)の基礎学習から始め、知的財産権法

を体系的に理解する。

4年では、各自が選定したテーマについて調査研究を行ない、卒論にまとめる。特許庁見学、知的財産高等裁

判所の傍聴の他、企業へのヒアリングも行う。

【著作】

著作: 共著「知的財産政策とマネジメント」(白桃書房、2009)

共著「不正競争防止の法実務」(三協法規、2010)

【略歴】

東京大学薬学部卒、東京大学大学院薬学系研究科(修士課程)修了、

慶応義塾大学法学部卒、東北大学大学院工学研究科(博士後期課程)修了。

弁理士、薬剤師。経済産業省特許庁に入庁後、特許審査官、審判官、

ハーバード大学研究員、WIPO研究員、政策研究大学院大学助教授

を経て、2009年4月より日本大学法学部教授。

2010年4月より、日本大学大学院知的財産産研究科教授。

【入室希望者へ】

当ゼミナールは、2010年度に開設されました。当ゼミナールの特徴として、生徒主体の授業というのが

あげられると思います。

授業形式・文化祭のフォーラム全てにおいてゼミナール生が一丸となって、システムを作っていくという

形式に成っています。

ゼミナール生が自主的にやりたい事、又は全員で協力して興したいイベント等に私は,サポートという形で

協力し各々の個性を伸ばす方針をとっています。

2010年は、文化祭のフォーラムで模擬裁判形式討論「ちょいわる・ミッキーマウス」を行いました。

全員に裁判官・陪審員・原告・被告【冒頭陳述者・総合解釈・法解釈・事実関係】等の役割に割り振り、

全員参加型のフォーラムを行い、大成功を収めました。

これから、入室を希望されている方は、ただ単位のために入室を試みるのではなく、

一度しかない大学生活を満喫できる場所として、加藤(浩)ゼミナールを選んで頂ける事を祈願しており

ます。最後になりますが、当ゼミナールはやる気のある方を最も望んでおります。

皆さんの協力無しでは、良いゼミナールは作れません。

志のある生徒を心よりお待ちしております。

【知的財産権法 加藤(浩)ゼミナール】 教授 加藤 浩